仙台市宮城野区 ☆ワンルームマンション大規模修繕工事 施工事例

ネットよりお申し込みを頂き、築29年、5階　14戸のワンルームマンションを3回の現場調査の後、建物診断書・提案書・見積書を提出させて頂きました。 　今まで一度塗替えがされているようですが、3.11震災時の部分邸な補修を除いて本格的な修繕は行われていなかった為、屋上のアスファルト防水層の劣化による廊下軒天部の漏水や、天井・廊下内壁・階段の段裏には鉄筋爆裂。欠損・ひび割れ・塗膜剥がれが数多く見られました。 　特に躯体に損傷の及ぶ欠損・ひび割れ箇所は放置すると建物全体の耐久性の低下につ繋がりかねない為、本格的な下地補修工事を提案させて頂きました。 　また、外壁タイルの雨垂れ汚染が美観を損なっており、タイル面の薬品洗浄及びサッシガラス面の洗浄を実施しました。

外壁・屋根塗装リフォームの流れ　　　　　　　

	屋上防水 72.6㎡（改質アスファルト防水）、バルjコニーウレタン防水、廊下側溝・巾木ウレタン防水、外壁タイル張替え 250枚 、廊下床タイル張替え60枚、タイル薬品洗浄 233㎡ 外壁補修(欠損・ひび割れ) 外壁塗装 332㎡ 廊下・共用廊下・階段軒天塗装  屋上鉄骨、隔て板、PS、MB、竪樋、高架水槽、受水槽、バルコニー手摺、玄関扉、階段手摺、ドレン目皿塗装、タイル目地シール打替え、サッシ廻りシール打替え、鋼製建具廻りシール打替え、室名札・誘導表示交換、各種表示シール張替え、竪樋吊り金物交換、サッシガラス清掃、バルコニー避難ハッチ交換 3ヶ所		2.5ヶ月間
	屋上防水(改質アスファルトトーチ工法)、側溝・巾木(ウレタン密着工法)、外壁塗装(シリコン)、軒天部(透湿性EP)、鉄部・FRPタンク・塩ビ製品(ウレタン)、シールイング(変性シリコン)、タイル張替え(シリコン系ボンド)、ひび割れ(エポキシ樹脂注入)、欠損補修(エポキシ樹脂モルタル充填)、タイル面洗浄(アルカリ系洗剤+酸性系洗剤)		690万

屋上から軒天部への漏水はアスファルト露出防水層の劣化に伴う剥がれ・膨れが原因で、改質アスファルトトーチ工法による全面改修とし、4箇所の改修用ドレンを設置して防水性と耐久性を向上しました。 　5階廊下の軒天部には漏水による塗膜の脆弱化が著しく、浮いた塗膜を除去した上で軽モル仕上げとし、透湿性のあるの軒天専用塗料2回の仕上げとしました。また、共用廊下の側溝は防水性が低下して漏水の可能性が高く、巾木を含めて各階すべてウレタン塗膜防水としました。 　共用廊下の内壁と階段の段裏には欠損や鉄筋爆裂が数多くみられ、斫り作業で浮いたモルタルを除去し、樹脂モルタル充填の後表面のパターンを戻し、微細なひび割れに追従するアンダーフィラーを全面塗布してからシリコン樹脂塗料2回で仕上げます。 　バルコニーの床はモルタル仕上げで防水仕上げとなっていない為、ウレタン塗膜防水の防滑仕様として、スチール手摺も錆止め＋ウレタン樹脂塗料2回仕上げとします。 　外壁タイルのひび割れ・欠損箇所の張替え及びタイル浮きの注入作業を行い、タイル面を薬品洗浄で雨だれ汚染などを除去して美観を整えます。 　最後に、腐食して作動不良を伴っているバルコニーの避難ハッチはカバー工法による改修となりました。

施工前	施工前 北面外壁の塗膜のチョーキング・褪色・汚れが目立ちます。	施工前 耐用年数を大幅に経過したアスファルト防水層は劣化が進み漏水が起きています。(通常15～20年程度)
施工前 廊下の起点部への漏水の原因はドレン廻り防水性の低下にあります。	施工目 屋上防水層からの漏水によるの軒天部の塗膜剥がれ。	施工前 メーターBや玄関扉の褪色が進み、外壁・軒天部も塗膜の保護機能は失われています。(5～7年毎の鉄部塗装が必要)
施工前 手摺壁の汚れ汚染が美観を損なっています。	施工前 側溝・ドレン廻りの防水性が低下して漏水につながり易い状況です。	施工前 玄関扉の塗膜のチョーキングが見られます。
施工前 高架水槽鉄骨・高架水槽の発錆・塗膜剥がれが見られます。	施工前 受水槽の植物の繁殖・汚れ・架台鉄骨の腐食が顕著です。	施工前 バルコニー・階段のスチール手摺の発錆が見られ、放置すると腐食します。
施工前 西面外壁タイルの雨だれ汚染が美観を損なっています。	施工前 バルコニー避難ハッチは腐食して作動不良の状況でした。(4ヵ所)	施工前 バルコニーの床は防水がされていません。
施工前 階段の踏面・蹴上の汚れが美観を失っています。	施工前 手摺壁取り合いのひび割れ個所から雨水が侵入し易い状況。(鉄筋の爆裂に進行しやすい)	施工前 階段の段裏に鉄筋の爆裂及び補修箇所跡が20ヵ所ほど有ります。

足場の架設状況。	屋上防水層の高圧洗浄。平場・立上がり・ドレン廻りの汚れ、浮いた塗膜を除去して下地を整えます。	ドレン廻り・平場の漏水箇所の切開補修を行い、平滑仕上げを行います。
5階廊下の軒天部は広範囲に塗膜剥がれがありすべて除去します。	バルコニー外壁の巾木はコンクリートの被り厚不測の為鉄筋の爆裂箇所が多数見られます。	階段側外壁も同様に被り厚不測の為の鉄筋爆裂が多数見られます。(通常ｔ＝5.0ｍｍ　現状 2.0ｍｍ程度)
廊下の手摺壁取り合い部の隙間にエポキシ樹脂を組注入してひび割れ補修を行います。	鉄筋爆裂部の斫り・樹脂モルタル充填の後軽モルタルで平滑に仕上げます。	外壁タイルの高圧洗浄。(雨だれ汚染は薬品洗浄が必要です)
バルコニーのウレタン塗膜防水。(補強シート+ウレタン防水)	補修箇所のパターンを戻し、微弾性フィラー+シリコン2回仕上げとします。	微弾性フィラー(下塗り)の状況。微細なひび割れに追従し仕上げ材の密着性を向上します。
玄関のスチール扉・三方枠は落ち着いた雰囲気のこげ茶系の塗料で仕上げます。	高架水槽架台鉄骨仕上げ塗装。(けれん＋錆止め+ウレタン2回)	外壁タイルのひび割れ・欠損・浮きはすべてタイル張替えで対応しました。
避難ハッチの腐食した枠と蓋を撤去します。	新たに製作した枠・蓋を取り付けて梯子を新設します。(製作期間　1ヶ月間必要)	スチール手摺の錆止め塗装。腐食すると安全性が損なわれ、改修する場合には足場が必要です。

施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
施工完了	施工完了
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